防鳥対策について
毎年、春になると各地で鳥による被害が報告されます。
ゴミ集積場はもとより、ベランダ、工場・倉庫、店舗内など種類や場所もさまざまです。
対策の中から、ここでは安価で確実なネットによる対処方法をご紹介します。
まず、網目の選定です。これは防ぎたい鳥の種類により、おおかた決められます。
15mm角以下—–スズメ・ツバメなど
37.5mm角以下—ハト
100mm角以下—-カラス
という具合です。材質は多くの場合、耐候性と高いコストパフォーマンスの、
ポリエチレン(PE)製を使用します。
次に施工方法です。これは取り付ける部分により異なります。主な3種を紹介します。
<アンカー+ワイヤー工法>————————————————————————
コンクリート面にアンカーボルトを打ち込み、そこへワイヤーロープを張り、ネットを取り付けます。
鉄筋コンクリートの建物にて使用します。
<フラットバー工法>——————————————————————————-
下地が鋼板の時に使用します。フラットバー(金属平板)をネットに編みこみビス止めします。
トタンやボードの建物にて使用します。
<クランプ+ワイヤー工法>—————————————————————————
H鋼などからワイヤーを持ち出す際に使用します。要所に付けられたクランプにネットを取り付けます。
荷捌き場や工場内にて使用します。
鳥は配管や雨トイの隙間などのわずかな場所でも侵入してきます。細かい隙間の対策が肝心です。
特に近年は、鳥インフルエンザの発生とともに、渡り鳥など異種動物の侵入防止対策が重要さを増しています。
当店では、切り込み加工や、ウレタン詰め、耐候性のテント生地貼付、など細かなスキマまで恒久対策いたします。各種薬剤も併用すると効果もアップします。
一度、御相談ください。