少し変わった車両の屋根シートを製作しました。
これは長野県の木曽王滝森林鉄道の保存活動を行っている「りんてつ倶楽部」様の依頼により、約3年間かけてレストアした昭和27年製のモーターカー用シートでした。
現役時代は、巡察や保線用から少人数の人員輸送や小荷物、資材の運搬など多目的に使用されたようです。
当店は原則、現物にて採寸型取りを行うところですが、コストを考えると非現実的な金額となってしまします。写真を送っていただき形状をお電話にて確認したところ、詳細寸法さえ分かれば何とか製作出来そうな形状でしたので、お客様に了承いただき御自身での採寸で製作することにしました。
結果、なんとかこのように出来上がり、お客様自身の取付により完成しました。
先日写真を送って戴いた写真で初めて見ましたが、とてもキュートな姿に感動しました。
森林鉄道フェスティバルでは体験乗車やデモ走行もあるとのことです。
ぜひ一度現物を見にチビッコ連れで伺おうと思います。
詳細は こちら